
スーパーの駐車場で思いがけない物損事故に遭いました。
相手の車の動きを見ていて、正直なところ「ちょっと危なっかしいな…」と感じていたのですが、その不安は的中。
「ガシャーン!」という音とともに、私の車にぶつかってきたのです。
運転していたのは、ハイシニア世代と思われる方。
ぶつけたあともどこか他人事のような様子で、「このくらいなら大丈夫でしょ」といった雰囲気でした。
同乗者の方もいましたが、こちらが何も言わなければ、そのまま買い物に行ってしまいそうな空気…。
念のため、警察を呼ぶことにしました。
まさかの「車検切れ」…!
警察の方が到着して確認を進めると、驚きの事実が発覚。
なんと、相手の車は車検が切れていたのです。
運転されていた方ご本人も、車検切れにまったく気づいていなかった様子でした。
車検の案内は、ディーラーや整備工場から連絡が来るのが一般的ですよね。
でも、シニアになると、そうした通知を見落としてしまうケースもあるようです。
もし家族と同居していたり、車をシェアしていれば、誰かが気づける機会もあるでしょう。
しかし、離れて暮らしていると、こうした細かい管理が行き届かなくなるのも現実です。

⚠️ 車検切れ・自賠責保険切れの罰則は意外と重い
今回の出来事をきっかけに、車検切れや自賠責保険切れの罰則について調べてみました。
知らないと怖い内容です…。
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車検切れのまま公道を走行 → 6か月以下の懲役または30万円以下の罰金
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自賠責保険切れで運転 → 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
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さらに免許停止や取り消しといった行政処分も課せられる可能性あり
たとえ小さな事故でも、車検・保険が切れていると非常に大きなトラブルに発展します。
自賠責保険が切れていると、相手への補償も自腹になってしまうケースもあります。
親世代の「車検切れ」に注意を
今回、私が感じたのは、まさに50代の私たちの親世代にこそ注意が必要だということです。
いつもはしっかりしている方でも、年齢とともに「うっかり」が増えるのは自然なこと。
でも、その“うっかり”が大きな事故や経済的リスクにつながる可能性があります。
親がまだ車を運転しているという方は、
✅ 車検や保険の有効期限を一緒にチェックする
✅ 車検の連絡先・書類の保管場所を共有しておく
✅ 家族LINEなどでリマインドする
といった工夫をしておくと安心です。
ちょっとした声かけや確認が、大きなトラブル防止になります

ゆるっとまとめ
スーパーの駐車場で起きた、ちょっとした物損事故。
しかし、その裏には「車検切れ」「シニアドライバーの管理不足」という見過ごせない問題が隠れていました。
車は便利な反面、手続きや管理を怠ると大きなリスクになるもの。
特に親世代の運転については、家族みんなで見守る姿勢が大切だと感じました。